育児の噂、といいますか、コツのようなもの、
本やネットに載っていますよね。
もちろん、子供は1人1人性格や個性も違うし、
思うようには育たないとはわかっていますが、
我が子に合っていそうなことや、
良い影響を与えてくれそうなことは
参考にしています。
例えば…
①思いやりのある子に育てるには、
まず子供に「大丈夫?」と声をかける。
②生後6ヶ月までに1回、
1歳までにもう1回動物園に行くと、
丈夫な子に育つ。
③リビングに「地球儀、図鑑、辞書」を置くと、賢い子に育つ。
④子供の自己肯定感を上げるために、
家の中に子供の写真を飾る。
⑤子供の行動を静止する時には、
「ダメ」「××しないで」は使わず、
「○○して」と言う。
などなど。
都市伝説か?みたいなこともありますが、
私なりに納得できて、簡単にできるようなことや、それほどお金をかけずにできるようなこと
(笑)は、取り入れています。
「自己肯定感が高くなってほしい」
「地頭が良くなってほしい」
「健康であってほしい」
「優しくて思いやりのある子になってほしい」
親が望むことは色々ありますが、
結局は大人になった時、
本人がどう生きてどう感じるか?
学校へ行くようになり、自分のコミュニティを持つようになれば、環境や友達に多大な影響をうけるでしょう。
親ができることなんて知れてます。
でも、草木と同じで根っこの部分は大切ですからね。
親が良い土となり、太陽となり、
水や栄養を与えてあげたいものです。
今回は上に挙げた①を実践して5年、
とても効果があるように感じているので、
まとめてみました。
思いやりのある子に育てるには、
まず子供に「大丈夫?」と声をかける。
「子供が転んだ時、何かにぶつかった時、
何かを落としてしまった時など、
子供に困った事が起きた時に、
まず、大丈夫?と聞く」
と言う事なんです。
当たり前のことなんですが、
意外と子供に対してできてない時があるんです。
例えば、
「転びそうだな」というところで、
「気をつけてね」と声をかけ、
案の定転ぶと、
「大丈夫?」の気持ちがあっても、
「だから言ったでしょ?」が先に出てしまったり。
意外とコレ、あるんです。
でも、子供の立場を自分に置き換えてみると、
転んで痛いのに、
さらに「だから言ったでしょ?」
なんて言われたら悲しいですよね。
改めて考えると、
「だから言ったでしょ?」は、
「私が正しい」を、
転んだ子供にただ主張してるだけですね。
なんて意味のない、大人気ない言葉でしょう。
まずは「大丈夫?」なんです。
相手を思いやる気持ちを表現する。
そして、
「痛い」と泣いていたら、
「それは痛いよね、そうだよね。」
と共感する。
その後で、そこが走ったら危ないような場所であれば、「ここでは走らないようにしようね。」と伝える。
この順番が大切なんですね。
そして、次の段階といいますか、
子供が周りの状況に気づくような歳になってきたら、
周囲の人に対して「あの人は、大丈夫かなぁ?」と子供と話すようにします。
例えば、公園で転んで泣いて、お母さんに抱っこされている子を見かけた時に、
その様子に子供が気づいているようであれば、
「あの子、大丈夫だったかなぁ」と、
子供と話します。
これは人に限らず、虫や動物なんかでも
「あの鳥、なかなか飛ばないけど、怪我してるのかな。大丈夫かな。」
と、自然な会話の流れで話したりします。
こちらは想像力も刺激されるようで(笑)、
「もしかしたら○○(子供の名前)と友達になりたくて待ってるのかも」
「じゃあ、鳥さんに話しかけてみようか」
と、楽しい会話に発展していくこともしばしば。
こういったちょっとした心掛けを日常生活に取り入れてきました。
人並みに親バカな私としては、
今現在では十分思いやりのある子に
育ちつつあると思います。
私の5歳の子供に求める思いやりは、
「人のことを悪く言わない」
「ありがとう、ごめんなさいを言える」
それだけで十分だと思います。
プラス、私がちょっと指をぶつけて「痛っ」と言うと、
「大丈夫?どうした?」と、
絆創膏を持って駆け寄ってくれたり、
保育園でも「困ったお友達がいると、
いつも声を掛けてくれます」と先生から
教えていただく事もしばしば。
地域のイベントで、全く知らない同年齢の子が転んだ時に、すぐに駆け寄っているのを遠目から見た時には、ジーンとしてしまいました。
まあ、恥ずかしがり屋の一面がある我が子は、
声はかけられずにその子のそばに座り込んで
ひたすら様子を見て、
その子の仲良しの子が来たら、すぐに走り去っていましたが 笑。
我が子の「思いやり」の表現方法の1つを、
垣間見た気がしました。
「思いやり」や「優しさ」って、測れないものですよね。
性格でその表現方法が違ってくることもあるし、受け取る側の捉え方もそれぞれ違います。
「思いやりって、どうやって持てるようになるのかな?」と思ったとき、
「親が人に親切にする姿を見せる」
「絵本を見て、思いやりや優しさについて
話す」など考えましたが、
やはり子供が「思いやり」を受けて自分がどう感じたかが、子供の心にダイレクトに響くと思います。
日々のちょっとした声がけと心掛けでできることなので、ぜひ日常に取り入れていただけたら。
かくいう私は、
最近子供の口が達者になりすぎて、
私の気持ちがヒートアップしがちなので 笑、
「優しい」気持ちを思い出さなくては、と
日々格闘中です。