背の高い5歳の娘。わたしが心がけていること。

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わが子は、出生時に3000グラム以上あったので、もともと大きめな子なのですが、

ぐんぐん背がのびていき、5歳現在120センチを超えています。

いつも2歳くらい上に見られます。

クラスでは当然1番か2番目に背が高いです。

 

背の高い女の子を育てた友達は、

「女の子だから口も達者になるし、背が高いってだけでしっかりしてるように見られて、お姉さんのように扱われたりするけど、本人はプレッシャーだったり、もっと甘えたかったりするから、気にしてあげてね。」と言っていました。

友達自身が、娘さんにそういう態度をとってしまい、後々後悔したそうで、アドバイスしてくれました。

 

わたしの母世代の方からも、似たようなアドバイスをいただきました。

背が高いだけで「ませた子だねぇ」と言われた事があったようです。

昭和の時代の話なので、今はそういった事を口に出すような人はあまりいないと思いますが。

 

幸い、今まで子どもの背の高さのことで、他人に言われて特別嫌な事はありません。

母や義父母に保育園のイベントの写真などを見せると、まず第一声が「ほんとに大きいね」と言われることくらいでしょうか。

 

久しぶりに会った人に「もうこんなに大きくなったの⁈」とは、多々言われます 笑    身長だけで、会ってない年数に2年プラスされるようなものなので、そりゃそう思うよねって感じです。

 

 

今のところ、友達にからかわれたりなど、本人が気にするような要素がないようで、安心しています。

 

子どもに対して気をつけている事は、いくつかあります。

 

抱っこなどのスキンシップを欠かさない

2歳後半頃に、家の中で娘が私に抱っこをせがんでいた時に、

義父母が「もう大きいんだから、抱っこじゃお母さんが大変だよ、やめな。」と、言っていました。

「これって、見た目の大きさだけで言っているな」と私は感じました。

仕方のないことだとは思います。

でも、もし背が標準だったら、

もし小さめの背丈だったら。

まだ3歳前の子がこんなこと言われないんじゃないかな、と思いました。

 

なので、私は構わず抱っこしていました。

「できる限り抱っこするぞ!」と。

 

また、現実として2歳分重くなってるので、すでに長時間の抱っこが厳しかったりもします。

しかし、「抱っこ」と言われた時に、短時間でも一度抱っこすると、意外と子どもの気持ちは収まったりするものです。

腰や腕が痛かったりする時は、

「今日は、ママは腰が痛いから、ちょっとだけにして」と言えば、わかってくれます。 

どうしても抱っこが大変だったら、おんぶ。

とにかく、甘えたい気持ちはいつも受け止めてあげたいな、と思います。

 

背が高いことを過剰に言わない

&マイナスのイメージに感じさせない

先に書いたように、実母や義父母に保育園のイベントなどのお友達と一緒の写真をLINEで送るようになり、毎回毎回、返信の第一声が

「ほんとに大きいね。」     

 お友達と並んでいるから尚更目立つのでしょうが。

子どもが聞かなくてよかった。

こういう写真をメールやLINEで送れるようになってよかったなぁ、とつくづく思います。  何気ない一言でも、いや何気ない一言こそ、

子どもには聞かせたくないものです。

悪意はないのはわかりますが、

毎回毎回言われていると、なんだかうんざり。

「他にも目を向けてあげてほしい。」

と思ってしまいます。    

もし子どもが毎回毎回耳にしていたら、

やっぱりそう思うんじゃないのかな、と考えてしまいます。

 

とはいえ、「ほんとに大きくなったなぁ」と 思わず声に出してしまう時もあります。

洋服がどんどん入らなくなって…「え!この服もう入らないの⁉︎」と驚きのあまり大きな声を出してしまうことも。

 

そんな時は、即座に

「☆☆(子どもの名前)がこーんなに大きくなってくれて、ママ嬉しいなー」

と付け足しています。

 

成長することを止めるようなことを言わない

「このまま赤ちゃんでいてほしい」

身長のことに関わらず、子どもの成長の早さに、親心として誰もが思う時があると思います。

わたしも子どもが2歳3歳くらいの時に、

「もっと赤ちゃん感(?)を味わいたかった」

と、よく思いました。

子どもにも「もっとゆっくり大きくなってね」と言ったこともあります。

しかし、

「赤ちゃんのままでいて、早く大きくならないで、など、子どもが成長するのが悪いと思うような事は言わない方がいい」

というような文章をどこかで読んで、

「なるほどなぁ」と。

 

親が「大きくならないで」と言えば、

子は「そうか、大きくなってはいけないのか」と、思うかもしれない。

愛があるゆえの親心からの言葉なんですが、

幼い子どもにそれは察することはできないですよね。

それ以来、そう言った言葉を口に出さないようにしてきました。

最近は成長するにつれ、色々と会話ができるのが楽しくて、この先がさらに楽しみになっています。

 

 

この先も、ずっと「クラスで1、2番の高身長」だと、友達になにか言われたりすることもあるかもしれないし、思春期の対応はまた違ったものになるかと思います。

身長にかかわらず、自分へのコンプレックスという気持ちも芽生えるでしょう。

そんな時に、子どもが「親はそのままの自分をまるごと受け入れてくれる」と安心できる関係を、幼い時から築いていく事が大切なのかな、と思います。