我が子のトイトレは「割とスムーズだったなあ。」と思っていましたが、振り返ってみると、(トイレへの声かけから含めると)1年ちょっとは、かかっていました。
ネットで「3日でトイトレ完了した!」とか、「2週間でトイトレを完了する方法」などと出てくると、子どもがトイトレ中だった頃の私は、「え!?」と焦らされたものですが。
いやいや、そんな簡単にすむわけないですよね。
こういう場合の「トイトレ」は、布パンツにしてから、ということなのでしょうが、本来トイトレとはトイレの意識づけから始まるので、とても長い期間を想定して当然なんです。
情報過多の現在、トイトレに悩んでいた場合、「3日でトイトレ完了」という言葉だけでも、精神的に追い詰められることもあるので、
自己防衛も大切ですね。
今現在、保育園では一人でトイレに行き、
ここ2年おねしょをすることもないので、
ひとまず「トイトレ完了かな」とは思っています。
しかし、今でも家では必ず「トイレについてきて」と言います。
私のトイレについてくることもあります。
私自身が幼少期に、家のトイレという場所が急に怖くなり、ひどい便秘になってしまったという経験があるので →
https://hiiro74043646.hatenablog.com/entry/2021/01/29/090847
トイレに関しては子どもの意思や甘えを尊重するようにしています。
だから「ついてきてほしい」と言われたら、
家事の手を止めてついていくし、
私のトイレについてくることも拒否しないようにしています。
私がついてきて欲しくない時は、「お腹がいたいから」などの理由を話して、わかってもらうようにします。
トイレを閉鎖的なものにしてしまうと、
(私のように)何かあった時に、親に相談できなくなってしまうと心配なので、
お互いにトイレをオープンなものにしておきたいと思います。
大人になった今でも感じますが、
尿意や排泄行為は精神的な部分がすごく影響されると思うので、子どものトイレに関しては、気長に見守りたいです。
「トイレのトレーニングは当人の人格形成に重要な影響を及ぼす」
と、かのフロイトもおっしゃっていたとか。
トイレに対して、マイナスのイメージを持たせないように心がけています。
トイトレは、保育園との連携で進めていたので、親の負担としては、保育園とはんぶこといった感じで、ありがたい限りでした。
家では甘えが出るので、先生の言うことの方が聞いてくれる場合もあるし、友達がトイレをする姿を見れることは、本人にとって刺激になると思います。
親の心構えとしては、
子どもそれぞれの体格や膀胱の大きさ、
性格でトイトレのペースは違う
おねしょ(夜尿症)は小学生になっても続いていたら、病院に相談すれば良い
だから、あまり切羽詰まらなくて良い
といった感じではないでしょうか。
とにかく心がけたのは、失敗しても怒らないこと。
これだけは、夫にも徹底させました。
トイレに行くこと自体を面倒がる期間に、効果があったのは、ご褒美シール。
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我が子の場合は、トイレが怖いとかではなく、「行くのが面倒」という感じだったので、
このシールを楽しみにして、行くようになりました。
また、夫が描いた「子どもの大好きなあかちゃんまんがトイレに座っている絵」(笑)をトイレに貼るのも、効果がありました。
この絵は、「ほら、あかちゃんまんもトイレに行くんだよ〜」と、夫が気まぐれに描いたのですが、思いのほか子どもが喜んでいたので、そのままトイレに貼っておきました。
そうしたら、その絵見たさにトイレに行くようになりました。
ボールペンで簡単に描いただけなんですが
「こんなもので効果があるんだなぁ」(笑)と。
布パンツへの移行は、「お休みの日は布パンツで過ごす」から始まり、ある日突然「オムツ履かない」と言い出して、オムツを卒業しました。本人の心と身体の準備ができたのかな、と感じました。
我が子は身体が大きいからか、おそらく膀胱も大きいようで、おねしょは2回くらいで済みました。
それでも、コロナ初期に保育園が1ヶ月ほど休みになった時、急にお漏らしをしたこともあり(この場合は気の緩みかな、と)、
気分や精神状態で、急にできなくなることもあり、トイトレが振り出しに戻る可能性があることは、覚悟しています。
今6歳なので、これから環境がガラッと変わります。
出来たことをやれなくなる(やらなくなる)と、親としては怒りたくなる気持ちになりますが、ことトイトレに関しては、
そういう時ほど子どもの心を見つめてあげたいなぁ、と思います。
カラフルで、子どもも喜んでいました。 簡単に折りたためるので、邪魔になりません。 |