1年生になり、夏休みに入る1ヶ月前くらいから、毎日の宿題に計算カードが加わりました。
いやー、なかなかの試練です。
本当にキツい、親が 笑。
わが子の学校のやり方としては、
①足し算カードを1ヶ月ほどやった後、
引き算カードが加わる。
(1年生のうちに4つの計算カードをクリアするのが目標)
②「1+1=2」「1+2=3」と、順番にやるのが2分以内でできるようになったら、カードをシャッフルして挑戦。
③めくるのは親がやる。
④2分以内でできるようになったら、
学校で先生に披露する。
どこの小学校も、だいたいこんな感じでしょうか。
6月ごろ、授業参観後の懇談会で、担任の先生から、
「1年生の間に4つの計算カードをやります。
これをクリアしておかないと、
2年生以降どんどん大変になってしまいます。
保護者の方もお忙しいかと思いますが、
なんとかお子様と一緒に頑張っていきましょう!」
と、お話がありました。
めっちゃプレッシャーじゃないですか!
それでも、その時点でわが子は計算プリントは、それなりにできていたので、
「まあ、大丈夫でしょ」
と思っていたのですが。
計算ができる、できない以前に、
1年生が計算カードに取り組むこと自体が、
なかなかハードルが高いことを思い知りました。
わが子は、マイペースです。
「おっとりマイペース」ではなく、
「ザ・自由人」。
タイマーを使う宿題におもしろさは感じているものの、「早くやってやろう!」みたいな意気込みはないタイプです 笑
一緒にやっていて、気持ちがどこかにいってるのがわかるんです 笑
あきらかに集中してない。
途中ふざけてみたり。
「まだ1年生だからしょうがない。」
「この子の性格上、これは想定内だよね。」
なんて思いつつ。
これが毎日続くと、イライライライラ… 笑
「真剣に取り組んでるのに、
頑張っているのに、
なかなかできない」
のなら、私も温かい目で見ていられます。
しかし、ふざけられたりするとね…。
2分で終われば、2種類の計算カードをやったとしても、4分で終わります(イライラはなし)が、
1種類のカードに4分近くかかったとすると、
2種類で10分弱(イライラのオプションつき)。
これ、毎日はキツい〜。
でも、私のイライラは、絶対子どもには良くない〜。
このままではイカン。
と、頭の切り替えを。
「2分以内に」とか
「先生にチェックしてもらえたら合格」
に、とらわれすぎていました。
何のために計算カードをやるのか。
「後々の算数の問題を解いていくのに、
基礎の計算が大切だから。」
要は、九九のように丸暗記方式で良いんだと思いました。
というわけで、こちらを購入。
紙が厚くて、かなりしっかりしてます! |
毎日お風呂で
足し算、引き算を一通り読む。
それ以上はやりません。
親も一緒に読んだ方が、子どももノってきます。
子どもが読みたくないって気分の時は、
私だけ読むことも。
とにかく毎日耳に入るように。
宿題の計算カードの方は、
親がタイムを計ってやってみせました。
スピード感やペースが、感覚としてわかるようになるし、親がやると「よーし、自分も!」という感じで、とてもやる気になるようです。
また、わが子は、
「自分でめくりたい」と言い出したので、
自分でめくってやってみたところ、
その方が集中してできるようになりました。
親がめくるのを見て答えるより、
自分の手を動かした方が、
必然的に意識がカードに向かうようです。
最近は、自分でタイムを測って、1人でやっています。
一応、親は聞こえる場所にいますが、
やっているところは見ないようにしています。
やはり聞かれているプレッシャーがあったようで、1人の方がスムーズにできています。
おそらく、こっそり答えを見てることもあるようですが、とにかく今は
「式と答えをまるまる覚えていけばよし」
としてるので、あれこれ言わないようにしています。
流石にこの時期になると(計算カードの宿題が始まって約4ヶ月経ちます)、ほぼほぼ覚えてきています。
学校の授業の内容が上手く絡んで、
「丸暗記」だけじゃなく、理解が加わってきているようなところも感じます。
あんなに焦らなくても良かったんだなあ、
と今なら思います。
「勉強」の目的を、親も子も履き違えないようにしていかないと。
親は一度は通った道なんだから、
そんなことわかっているはずなのに。
子どもの事となると、
自分の事以上に周りが見えなくなってしまうものですね。
反省しました。
計算カードの宿題は、きちんとやった方が、
後々のためにはよいと思います。
しかし、学校のやり方だけにとらわれず、
子どもに合わせて、やり方を色々と工夫することも、とても大切なんだと思いました。
まだまだ計算カードは続きますが 笑、
子どもと一緒に頑張って行きたいと思います。
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