子供が産まれてから、キャンプデビューを試みました。
高齢出産ゆえ、我が家は一人っ子ですし、
親の老い先も短い 笑
「1人でも生きていける力をつけていってほしい」
という願いが常にあります。
私が親子でキャンプをすることで目指す効果は、
自然と触れ合うことで情緒を育てる
普段の生活とは違う不便さを知る
親子のコミュニケーションを増やす
です。
また、キャンプギアの多くは、
防災用品としても使えます。
そういったものに普段から慣れておくのも
大切だと思っています。
しかし、私も夫もキャンプ初心者。
おそらく年に1回か2回くらいしか、
キャンプに行く機会はなさそう。
いきなりギアを全部揃えていいものか。
流行りのグランピングでは不便さが足りない気がする。
と、色々と思いを巡らせました。
そこで、まずはセットアップテントのあるところに行ってみました。
我が家が宿泊したところは、テントのみがはられていたので、テント以外のギアは用意していく形となりました。
タープを張るのも初めてだったので、
それだけでかなり時間がかかりました 笑
当然火を起こすのも時間がかかったし、
こまごまと忘れ物をしてるし…笑
夜は思ったよりも冷え、テントで寝る厳しさも知りました。
それでも、2歳の子供は初めてのテントに大喜びだったし(寒さ関係なくぐっすり寝ていた)、外で食べるご飯の楽しさは格別だったようです。
大人2人(主に主人)は、ぐったりな部分もあったものの 笑、
自然がいっぱいの中で飲むコーヒー(私はお茶)の美味しさだけで、かなり満足できました。
今回の反省を踏まえ、次は…と考えていたところで、「コロナ」です。
コロナが流行した最初の年は、
炊事場が共同ということも不安に感じた私は、
「トレーラーコテージ」を利用することにしました。
炊事場も調理もトイレもシャワーも、
トレーラー内で済むので、安心です。
なにより、このコンパクトで可愛らしいフォルムに、子供が大喜び!
テントやタープの設営・撤収がないので、
大人もゆっくりする時間があるし、
子供と遊ぶ時間も作れます。
1日目に体力に余裕があると(大人)、
2日目も一日中子供と一緒に遊べます。
テントじゃなきゃ、という思い込みがあった私はガラッと意識が覆されました。
兄弟がいなくて子供が小さいと、
どうしても私が子供の相手をし、
主人が1人で設営のパターンになってしまいます。
子供が設営に参加できる年齢になったら、
また楽しみが増えるかも。
というわけで、
テントの楽しみは後にとっておくとして、
我が家は毎回アウトドアならではの、
何か新しいものに挑戦しています。
*アイスクリーム作り
冷凍庫を使わずに作るアイスクリームです。
氷と塩で冷やすという原始的な方法、
最初はちょっと手こずりましたが、
何回か作っていると慣れます。
家族で協力して作るのが楽しいですね。
子供の自由研究のテーマになることも
多いとのこと。
融解熱の原理で氷の温度がマイナス10℃近くまで下がることによって、急速にアイスの材料を冷やすことができるのだそう。
なるほど、勉強になります。
アイスを冷やすのに必要なもの
・ジップロック:Lサイズ
・氷:約1kg
・塩:約350g
・バスタオル
・輪ゴム2個
アイス作りに必要なもの
・ジップロック:Mサイズ
・牛乳:200ml
・砂糖:大さじ2(お好みで調整)
作り方
①Mサイズのジップロックに、
牛乳、砂糖を入れて混ぜ、
空気を抜いて口を閉めます。
②氷と塩を入れたLサイズのジップロックに、
①を入れて口を閉めます。
③ジップロックをバスタオルで巻いて、
両端を輪ゴムで縛り、ひたすら振ります。
かなり振るので、家族で交代しながらやるのがオススメです。
素朴なアイスクリームはキャンプならでは。
牛乳の半分の量を動物性生クリームにしたり、
バニラエッセンスを加えたら、
もっとリッチな味わいになりそう。
*飯盒炊飯
私が小学生の頃は、高学年の頃に飯盒でご飯を炊く、ということをしたのですが、今はパックのご飯を持っていくこともあるそうです。
懐かしさも手伝って、飯盒でご飯を炊く事に挑戦しました。
飯盒といえば、あの独特なフォルム。
あれは、昔はリュックから下げた時に
身体にフィットする為の形だったとか。
ならば、リュックから下げる予定がないので、
洗いやすそうな丸型にしてみました。
意外と簡単に上手に炊けて、感動!
そして美味しい!
カレーも作りましたが、
外で食べるカレーはいつ以来⁈
本当に格別でした!
正直、毎回バーベキューにも飽きてきていたので 笑
(もう肉ばっかり食べてられないんですよ、
ほんと、トシだなぁ笑)
*ケリーケトルでお湯を沸かす
これは、まだやってないのですが、
次のキャンプのお楽しみです。
落ちてる枯れ木や松ぼっくりで火を起こすことができるなんて、究極のアウトドア!
災害時にも役に立つでしょう。
子供にとっては、いつもと違う場所で
寝るというだけでも格別でしょうが、
公園とは違う遊具のない広い場所を、
草木や空を眺めながら散歩したり。
大きな星空を眺めたり。
見たことのない大きな蛾に遭遇したり。
家族みんなで火おこしに挑戦したり。
自然の中で子供と過ごす時間は、
とてもオススメです。
なので40代のキャンプデビューは、
気張らず、無理せず、ゆるく始めましょう!
今はコロナもあって、キャンプやグランピングが大人気なので、宿泊施設の種類が増えたように思います。
我が家はPICAを利用することが多いのですが、
トレーラーコテージだけでも色々な種類があり、子供も毎回楽しみにしています。
(サイトから写真お借りしてます)
今度行きたいと思っている
長野県の鹿嶺高原キャンプ場の
きのこキャビン!
子供が喜びそう!
(サイトから写真お借りしてます)
我が家のキャンプは、
子供の成長と共に発展途中ですが、
まだまだ楽しみは無限大。
それもキャンプの醍醐味かなぁと思います。