子供との「テレビがない生活」と、「メディアとの付き合い方」を考える

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「若者の約半数がテレビを見ていない」

という記事を目にしました。

若者のテレビ離れが進んでいるようです。 

 

「テレビではなくて、ネット」

と、いうことですね。

 

若者ではありませんが、笑

私もテレビを見ません。

 

というか、我が家では、

チャンネル設定をしていなくて、

見れないようになっています。

 

DVD、ブルーレイ専用です。 

 

子供が産まれる前から、ずっとです。

15年くらいになるでしょうか。

 

引っ越した際、チャンネル設定を後回しにしていたら、「静かでいいな」と思い、そのままにしています。

 

仕事であまり家にいないし、

特に不便はありません。

 

子供が産まれたら、そうはいかないかな、

と思っていましたが、

産後4年くらい、

まだその生活が続いています。

 

しかし、子供とDVD、ブルーレイを見たり、

タブレットで動画を見たりはしているので、

メディアを全く絶っているわけではありません。

まさに、「テレビではなくてネット」状態。

 

 

 

子供が産まれる前、友人や知人にその話をすると、

「え!テレビなくて、いつも何してるの⁈」

と、よく言われました 笑笑

 

 

 

産後、ママ友には特にそういう話はしていません。

「厳しい」とか「育児にこだわりがある」

というイメージを持たれそうな気がして、あまり言わなくても良いかな、と。

(高齢出産だと、特にそう思われやすい気がします)

 

テレビの話が出て、わからない時は、

「テレビ、見てなくて〜」

というくらいで済んでいます。

 

子供が

「お友達とテレビの話ができないから、

テレビを見たい」

とか、

「リアルタイムで見たい番組ができた」

というような状況になれば、

いつでも見せるつもりではいます。

 

 

しかし、今はDVD、ブルーレイやインターネットでの動画など、テレビ以外にも、メディアの選択肢が沢山あるので、今さらあえて「テレビ」を選択肢に増やす必要もないと思っています。

 

 

(でも、あと10年くらいして、

子供が10代になったら、本当にテレビいらなくなってるかもしれないですね)

 

 

テレビを見ないことによる

子供との生活におけるメリットは、

 

「テレビの時間に合わせて、生活が振り回されない」

 

「19時から見たいテレビがあるから、 

ご飯は後にする」というようなことがありません。

「お風呂溜まるまで、"トムとジェリー"のDVDを1話(10分くらい)見ていいよ」

という感じになります。

 

 

 

 

 

「静かな時間が多いので、塗り絵やお絵かきなど、熱中する時間が自然と多くなる」

 

テレビがついていたら、当然そちらに意識が持っていかれます。 

また、3歳過ぎたくらいから、

テレビや動画を見ながら絵を描いたり、パズルをしたり、いわゆる「ながら作業」ということもできてしまいます。

 

 

テレビがついてない静かな時間があると、

1つのことに集中して作業する時間を、

意識的に作ることができます。

 

 

 

 

「DVD、ブルーレイや動画なら、時間を決めて見て、続きはまた明日、ということができる」

 

テレビは、大抵1時間や30分の区切りになりますが、DVDや動画だと5分、15分と短い時間で終わるものもあるので、便利だなぁと思います。

 

あとテレビは、スイッチ1つで見れてしまいますから、子供が自分で見続けようとすることも容易いです。

 

我が家は、あえてDVDやブルーレイのリモコンの使い方を教えてこなかったので、テレビをつけることはできますが、DVD操作はできないので、主導権は大人にあります 笑。

いずれは、覚えるでしょうが、多少の時間稼ぎはできています。

 

 

 

 

あくまで、我が家の場合です。

 

テレビも動画も、

結局は、見せ方なのかな、と。

 

たまに、1日中テレビをつけている家がありますが(BGMのように)、

そういった環境の中では、子供の目も思考も

映像に縛られてしまうと思います。

 

「だらだら見ないように」

「時間を決めて」

「何を見るのか」

 

が、大事になってくると思います。 

 

我が家は、短編のアニメを見る時は、

数を決めて。

スマホタブレットで動画を見るときは、

タイマーをセットしています。

 

年々、タイマーが鳴った時のくずり(反抗)が

酷くなり、正直疲れます…。

 

が、

「続けて見ると、視力が悪くなるよ」

「動画を見てるだけじゃなくて、絵を書いたり、絵本を読むことも大切だよ」

と、こちらの想いを繰り返し伝えるように、

しています。

 

 

 

この先、ゲームが好きになったり、

自分のスマホを持つようになった時に、

自制できるかどうかは、とても大切だと思います。

特にスマホは、もう欠かせないものであることは間違いないので、どう付き合っていくかが鍵になると思います。

 

そのあたりは、少し先の話になるとして。

 

テレビを見ない生活は快適。

 

しかし

「メディアと子供の付き合い方、付き合わせ方」は、

ツールは変われど、今も昔も変わらないような気がします。