40代からの肌断食は危険ではなかったが、まさに修行です

40代で肌断食を始めてから、もうすぐ4年。

 

40代 肌断食

で検索すると、

危険

と、出てきます。

 

 

実際に危険なのかどうか。

 

 

「危険」とは、

いわゆる「酷い肌荒れ」などを

指すと思いますが、

私の場合は、危険だったと思うようなことは、

ありませんでした。

 

 

しかし、肌断食とは、

「まさに肌と心の修行だなぁ」

と、日々思っています。

 

 

肌断食は、

肌がもともと持っているバリア機能などを引き出すという美容法で、

基本的には化粧水やクリームなどのスキンケアやメイクをしないことをいいます。

 

 

 

 

 

マスク生活が定着している昨今。

ファンデーションをつけないことも多いし、

何よりマスクで色々隠せるので、

肌断食を始めるのに適した環境です。

 

また、出産後のバタバタや、

育児中の子供との触れ合いを考えると、

育休中や育児中は、

化粧品の種類や使い方を見直すのも良い時ではないかと思います。

40代の出産。

産後に、身体や肌ががらっと変わりますから 笑

 

 

今現在、

朝 ぬるま水のみで洗顔

  +ワセリンベースの日焼け止め

   または、ワセリン

  +エトヴォスのUVパウダー

   または、レイチェルワインのファンデ

  +アイライン、アイブロウ、マスカラ

 

夜 固形石鹸で、洗顔のみ

 

です。

 

なんて簡単。

 

 

 

なぜ、修行なのか?

 

それは、

 

毎日、自分の肌の状態に向き合っていくから。

 

 

化粧水や美容液って、

その効果を簡単に信じて、簡単に使い始めます。

そして使っていると、その安心感からか、

日々肌の状態を確認したりしません。

そして、ある時ふと気づくんです。

「あれ、こんな肌だっけ」

 

肌断食をしていると、

毎日肌の状態が気になります。

だって、肌が自力で頑張っていますから。

「大丈夫かな?

 今日はどんな感じかな?」

 

もうなにもつけなくても何のトラブルもないのに、美容液の広告を見ると

「40代には、やっぱり必要かしら」

と、思ってみたり。

心揺さぶられることが、何回もありました。

 

 

私が肌断食をしようと思ったきっかけは、

数年前から

「何を塗っても、あまり変わらないなぁ」

と、思ったことです。

加齢のせいでしょうか 笑

 

 

無添加の化粧水とオイルをベースに、

化粧水導入液や、アンチエイジングの美容液、

ホワイトニング美容液。

 

 

しかし、夜鏡を見ると、

ファンデはヨレヨレ。

毛穴は開いてる。

「あれ、朝はもっといい感じだったのに。」

 

旅行に行った時の写真を見たら、

法令線くっきり。

 

 

それなりにお金かけて、こんなもの?

もっとお金をかけるべき?

 

これからもっと歳をとったら、

一体いくらお金をつぎこむの? 

 

 

 

なんだか、急に、

すごーく馬鹿馬鹿しく、

ムダに感じてしまったんです。

 

だからといって、

「綺麗な肌」を目指すことを諦めたくない。

 

しかし、

今使っている化粧品のグレードを

数千円アップしたところで、

それほどの効果が期待できるとは思えない。

(維持できる金額でなければ、意味ないし)

 

 

ガツンと、

根本から変えてみたいな。

 

と、思ったのです。

 

 

そして、肌断食にたどりつきました。

 

今までやってきたことの、

「真逆」に行ったら、どうなんだろう、と。

 

 

 

今現在、

洗顔後、化粧水やクリームをつけなくても、

肌がつっぱるように感じたり、

カサカサしたりすることはありません。

 

肌の質としては、

まさに健康的な肌になったと思います。

まだまだ経過途中だと思っています。

 

法令線はなくなり、

笑った時のちりめんジワはうすくなりました。

 

くすみはなくなりました。

 

シミは消えてはいません。

 

正直、

「肌断食をしたら、すごい美肌になるのでは!?」

と、期待してしまう自分がいました。

 

「お肌すべすべ」

「毛穴なし」

「シミも消えちゃう」

 

いやいや、そんな魔法みたいなこと、

ありません。

 

 

 

さまざまな肌断食の本に書いてあるように、「本来の、健康な肌を取り戻す」

ということなんですね。

 

その「健康な肌」というゴールは、

人それぞれなんだと思います。

 

 

肌断食をおこなったことによって気づいたのは、

 

「当たり前と思っていたことがそうではなかったかもしれない」

 

ということ。

 

子供が産まれてから、

考え方を色々と見直すことって多いと思います。

 

食生活、日用品や生活習慣…。

 

今まで当たり前と思っていたけれど、

果たしてこれは子供にとって良いのか?

子供に正しい事を伝えられているのか?

 

「40代で出産」って、

凝り固まっている価値観をほぐしてみる、

いいタイミングだなぁと思います。